安藤鰹節店
本町商店街でひときわ元気なこの店、創業は江戸時代の末期嘉永年間(←ペリー来航の時期)です。それ以来160年間、7代目真広(まさひろ)と続く乾物専門店として地元に愛されてきました。
こちらには乾物だけでなく、無農薬の米、紅さけの切身、調味料、お菓子など様々な商品が並んでいます。この商品構成になったのは、約10年前のこと。6代目が、化学調味料・添加物に頼らない安全な食を提供するため、商品構成を見直したそうです。
商店街や昔馴染みの個人店が活気を失い、消えていく中で、「仕入れたものを並べるだけではなく、お客さんのニーズに店側が合わせることが大事だ」と考えた6代目は、お客さんが量やサイズ、価格を選べるように、単一商品でも様々なバリエーションを用意しました。
問屋任せにせず、鰹節も、昆布も、椎茸も、すべて自店で詰めています。手間を惜しまず、常にお客さんを喜ばせたいという思いが、店のあり方も柔軟に変えていきました。

例えばこちらでは、「鰹節を削る体験」ができます。
今や鰹節削り器は、缶切りやダイヤル電話ぐらい珍しいアイテムになっていますが、使い方のコツを知らないのはもったいない。しかもプロが無料で教えてくれるなんて、うれしいじゃないですか。
ということで挑戦してみましょう。まずはオリジナルの道具を使って、削り器をしっかり固定します。鰹節を薄く広く削るには、まずは道具の調整(カンナの刃の角度・位置)が重要。
今や鰹節削り器は、缶切りやダイヤル電話ぐらい珍しいアイテムになっていますが、使い方のコツを知らないのはもったいない。しかもプロが無料で教えてくれるなんて、うれしいじゃないですか。
ということで挑戦してみましょう。まずはオリジナルの道具を使って、削り器をしっかり固定します。鰹節を薄く広く削るには、まずは道具の調整(カンナの刃の角度・位置)が重要。

最初は粉末状だったのが、次第にふわふわと薄く長く削れるようになってきました。口に入れた削りたての鰹節の味は、うまみと香りがぱあっと広がり、まさに異次元の味。
この体験をきっかけにして、家でも鰹節を削るようになった人が多いというのもうなずけます。早速家で使ってみようと鰹節を購入したら、ポイントをまとめたマニュアルをつけてくれました。
この体験をきっかけにして、家でも鰹節を削るようになった人が多いというのもうなずけます。早速家で使ってみようと鰹節を購入したら、ポイントをまとめたマニュアルをつけてくれました。
その昔からそうであったように、今でもコミュニケーションは商店街の最大の魅力。人情味あふれる本町商店街にぜひ遊びにきてください!
<安藤鰹節店のおすすめ商品>

◎かつお節屋が作ったお菓子 ~豆菓子~
鰹本枯節を削るときに出る粉をたっぷり使ったオリジナル豆菓子。試行錯誤の末、かつおの旨味、香りが広がる豆菓子に仕上げました。化学調味料の味に頼らない本物の旨みは、くせになる美味しさです。
価格80g入り 350円(税抜)
鰹本枯節を削るときに出る粉をたっぷり使ったオリジナル豆菓子。試行錯誤の末、かつおの旨味、香りが広がる豆菓子に仕上げました。化学調味料の味に頼らない本物の旨みは、くせになる美味しさです。
価格80g入り 350円(税抜)
<イベント情報>
◎一宮七夕まつりには国産原木乾しいたけを大特価で販売
◎毎年11月11日に「鮭の日 半額セール」を開催