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一宮唯一の料亭「菊水」亭主に教わる、
粋な大人のお座敷遊び。

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繊維王国・一宮を支えたかつての大歓楽街「花岡町」は、多くの料亭や芸妓置屋が軒を連ねており、とても華やかな花街でした。大正11年に創業の「料亭菊水」は、唯一現存する料亭です。春には、川沿いがいちめんピンクに染まる大江川近くにある料亭で、季節を通して特別な時間を過ごすことができます。

まずは、幻の「花岡町」のお話から。

「料亭菊水」は、大正11(1922)年に創業。
大正から昭和にかけて、繊維王国・一宮を支えたかつての大歓楽街「花岡町」(※)の誕生に合わせて、この地で料理店を始めたそうです。

  • 料亭菊水

  • 料亭菊水

当時の花岡町は、料亭75軒、芸妓置屋68軒が軒を連ね、芸妓312人が在籍し、旦那衆や相撲取りなどが闊歩した、とても華やかな「花街(かがい)」でした。繊維産業の興隆とともに誕生し、衰退とともに、その町名すら消えてしまった花岡町で、唯一残ったのが「菊水」です。(※現在は「泉1丁目」「泉2丁目」に町名変更)

料亭とは、粋な大人の空間

「料亭とは、美しい空間や室礼(しつらい)で迎えられ、芸舞妓の踊りや唄、お座敷あそびといったプロのもてなしが受けられる非日常の空間です」と話すのが、4代目亭主の平松千直さん。

料亭菊水

実は、菊水のこれまでの歴史の中で、その内部が公開されることはありませんでした。しかし、料亭の文化が馴染みのないものになっていく中、若い世代の方にも、もっと身近に感じてもらいたいと、今回特別に、料亭の楽しみ方を教えていただけることになりました。

料亭と言えば、季節の食材を使った美しい料理に目がいきがちですが、平松さんによると、料亭の魅力はそれだけにとどまらないと言います。

「料亭特有の建築や庭、芸能、所作という静の美・動の美すべてが揃ってはじめて、宴席のひとときが特別なものになるんです。菊水でも、目で楽しんだり、舌で感じたり、香りに満たされたりといった、五感のおもてなしを大切にしています。これは、他にはない料亭ならではの魅力ですね。」

料亭菊水

  • 料亭菊水

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大江川の桜に誘われて…

最近では、冠婚葬祭や記念日だけでなく、着物を着て料亭で食事をする女性グループの姿も見られるようになり、料亭の世界感を楽しむ方が増えたとのこと。

「当店は、一宮駅から歩ける距離にあり、近くには桜並木で有名な大江川もあります。春には、川沿いがいちめんピンクに染まり、やさしい景色に包まれます。もちろん普段着でもご利用できますが、せっかくですから、ほんの少しおしゃれして、特別感を楽しんでみてください。」

料亭菊水

  • 料亭菊水

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粋な大人のふるまい、憧れますね!さらに菊水では、数々の建築物や美術品の見どころを伝える「館内ツアー」も行っているとか。知る前と知った後では、見え方が全然違うかも?

花岡町が無くなった今、その当時のにぎわいや風情は、ここ菊水でしか味わえなくなりました。「伝統を伝えていかないと歴史が途切れてしまう、と日々責任の重さを感じています。まだ亭主となって日が浅いですが、当時の歴史を調べながら、僕らしい新たな時代の伝統を紡いでいけたらと思っています。」

料亭菊水

<料亭の魅力>

空間

料亭菊水
菊水では、お食い初め、婚礼、還暦や米寿などの歳祝い、ご法要など、人生の大切な節目を過ごす場所として、つねに最高の空間でありたいと、毎年メンテナンスを続けているそう。客室は純和風から近代和風までバラエティに富み、その中に亭主の遊び心がちらり。絵画や装飾品も厳選し、まるで美術館や博物館を楽しむように過ごせます。
どの座敷からも、四季の移ろいを楽しめる庭園。他の部屋内部が見えそうで見えないような配置や剪定が絶妙で、これも料亭のもてなしのひとつといえます。「サンデー毎日」の「お庭拝見」でも紹介されました。

料理

先付(前菜)、吸い物、お造り、焼き物、蒸し物、煮物、揚げ物、酢の物、赤出汁、ご飯、香の物、水菓子の順で出されます。季節の訪れをいち早く感じる食材をメインに、新素材や日本料理にはない調理方法も取り入れながら、伝統から新作まで幅広いジャンルの会席料理を出しています。写真は「春の特別会席」(3800円/5000円・税込)。
春は、大江川の桜を楽しみながら「花見弁当」「花見会席」をいただくのが、おすすめです。

  • 春の特別会席

  • 春の特別会席

芸舞妓のおもてなし

料亭菊水
おもてなしは、岐阜の遊宴文化(ゆえんぶんか)を継承する「鳳川伎連(ほうせんぎれん)」がコーディネートいたします。日本で数人の男性芸者「幇間(ほうかん)」が在籍することでも知られ、若い力で花柳界を盛り上げようと奮闘している団体です。他では聞けない衣装や舞のお話、宴席での細やかな心遣いは、まさにおもてなしのプロ!あでやかな舞妓さんの姿にうっとりしてしまいます♡
菊水では、2020年12月に開催した「伝統文化体験ツアー」のイベントが、とても好評だったため、今後も企画していくそう。楽しみですね!

お座敷遊びを体験してみたい!

宴席で芸舞妓さんの舞を楽しむ、贅沢な遊び。大人の世界である「お座敷遊び」を体験するには、どうしたらいいのでしょうか。
「料亭に予約を入れる際に、その旨をお伝えください。基本的に2時間を1席として設定しています。お酌やゲーム、舞など、めでたい席に華を添えてくれますよ。」

<お座敷遊びの流れ>
※監修:鳳川伎連
※お人数や宴席の形式に合わせて内容を変更致します。お気軽にご相談ください。
① 乾杯…まずはご挨拶。芸舞妓がお客様のもとへお酌にまわり、宴がはじまります。
② お座附き…料理の進行に合わせ、芸舞妓・幇間(ほうかん)が季節や御祝いの舞を披露。
③ 無礼講…「こんぴらふねふね」や「とらとら」など昔ながらのゲームで、芸舞妓さんと楽しく遊びます。例えば、「こんぴらふねふね」は、歌や三味線に合わせながら台の上に置かれた徳利の「はかま」を芸舞妓と取り合う遊び。負けたら祝杯のルールで、お酒も進みます。
④ お席まわり…芸舞妓が宴席をまわり、一人ひとりをおもてなし。記念撮影もできます。
⑤ 納め…「ごはん」「デザート」を迎える頃に、納め唄や三本締めでめでたく納めます。

お座敷遊びは、大人が童心に帰って無邪気に楽しむ旧き良き伝統文化。大いに笑って、かけがえのないひとときを過ごしてみるのもいいですね。

  • 料亭菊水

  • 料亭菊水

料亭 菊水

料亭 菊水
住所 一宮市泉1-4-10
営業時間 お客様に合わせて対応させていただきます
(基本全日予約 当日可の日もあり)
不定休
休日 0586-71-1234

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