むかし、黒田の白山神社境内にある大きな石が、真夜中の丑三つ時になると夜毎、夜毎に泣き声を出す。村人たちは大いに恐れて、ついには白山神社の近くを通るものがいなくなりました。

 村人たちは相談して 「これは、お宮さんの境内にあるから泣くのだろう。もし外へ出せば泣き止むかもしれない」「それがよかろう」 ということになり、ある日これを掘り出して境内の外に移しました。

 はたしてそれからは、すっかり泣き止んだといいます。今この石は白山神社の南およそ100メートルの位置(黒田字東五反田)に立派に祀られています。 ( 木曽川町 史より)