今は水田になっているが、浅井町東浅井に大きな池がありました。この池が埋められると決まると池の主が深夜、森林平氏の枕辺で「私の棲んでいる池がいよいよ潰されることになりましたから、どうかあなたの池に棲まわせてくださいませ」と丁寧に頼み込みました。

 数日後の雨の日、豆絞りの手ぬぐいを頭にした異様な男が通るので後を追いかけると、池の端で急に火の玉となって池の中に飛び込んでいきました。

 今でも、この池には主がいるといわれています。